【ASMR】綿棒による匠の耳かきと、”高み(そこ)”に至るまで
投稿日 2021/08/03 ・ 365 回再生 ・ 高評価 9
概要欄
※この音源を聴いた、及びこの文章を見た事で起こったどのような事案であっても、当投稿者は一切の責任を負いません。 この道一筋、耳かきを生業に生計を立てて来たというまよChangさん。彼女とは一年前の大雨の日に出会った。当時、人気俳優の浮気現場を押さえるため張り込みをしていた僕はその様子を影から伺っていた。大量の綿棒を何度も落とすまよChangさん。 「レジ袋、買ったらどうですか?三円くらいですし」 思い切って声をかけてみる。 「そういうわけにもいかないんです」 と、まよChangさん。……どういう意味だろうか?まさか、綿棒を買いすぎて持ち合わせが無いとでも言うのだろうか? 「……聞こえるんです。綿棒の声が」 ??????????????? 「『こんな狭いところに居たくない』って……言うんですよ。彼らが。だから私には、そんな残酷なこと(※編集部注釈 購入した綿棒をレジ袋に入れることだと思われる)は出来ない」 ??????????????? 「え?あの、すみません、僕は綿棒の、声?は聞こえない……タイプの人間なのですが、綿棒?彼ら?(それら?)が、そのように言っているのですか?」 「はい。そうです」 この時点で僕は、俳優の浮気なんてもうどうでも良くなっていた。記者として、明らかにすべきことがここにあると理解していた。 「そ、そうなんですね~……。ち、ちなみに彼らは、パッケージとかについてはどうおっしゃっているのですか?」 それからどうなったのか、何があったのか、まよChangさんが何処へ行ったのか、僕には何もわからない。あの質問を最後に僕の意識は途切れ、目覚めるとPCMレコーダーにこの音源が残っていた。なにもわからないのだ。 不可解でわからないことだらけの出来事の中で、僕が導き出した答えは、あの質問はまよChangさん……あるいは、神様にとって、とても都合の悪い質問だったということ。そして…… 「綿棒が喋り、それを聞くことが出来ることを知られること」よりも、「レジ袋の中は狭くて嫌な綿棒たちも、自らが製品となるためのパッケージングされていることについては言及していないこと」のほうが不都合であったということ。














