【ASMR朗読】ウシを手に入れるまで【12/12】
投稿日 2025/12/12 ・ 9 回再生 ・ 高評価 5
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【ひつじからのおねがい】 ・誹謗中傷等、心がは悲しくなる言葉はお控えください🥲みんな仲良く〜! ・まったり気ままに朗読しているので、気軽にコメントしてもらえるととても嬉しいです!🐑 【お借りした文章】http://hukumusume.com 【本文】 むかしむかし、セレベス島(→インドネシアの島)のある村に、ラ・ダナという頭の良い若者が住んでいました。 ある日、村でおそうしきがありました。 この村ではおそうしきに来た人にウシの肉を配る事になっていて、頭をもらう人、片足をもらう人、胴体をもらう人など、それぞれもらうところがバラバラです。 そこでおそうしきに行ったラ・ダナは、ほかの場所をもらう事になっている人に相談を持ちかけて、みんなで生きたウシで一頭もらうことにしました。 「このウシを育てて、もっと大きくしよう」 ラ・ダナが言うと、みんなも賛成しました。 そしてラ・ダナが代表して、ウシを飼う事になりました。 さて、それから四、五日たつと、ラ・ダナは仲間たちのところへ行って言いました。 「ウシの肉が食べたくなったから、ウシを殺そう」 「ええっ、でもせっかくだから、もっと大きくしてからにしようよ」 「それじゃあ、ぼくの取り分の後ろの片足をもらう事にするよ。そのあとは、ウシを飼うなり殺すなり、きみたちの好きにすればいい」 ラ・ダナはそう言って、ウシの片足を切ろうとしました。 「ま、待ってくれ! そんな事をすれば、ウシが死んでしまうよ」 「そんな事は、知らないよ。ぼくは、自分の分の片足だけをもらえばいいのさ」 「しかし・・・」 こまったみんなは相談して、ラ・ダナにこう言いました。 「それじゃ、もう一本の後ろ足をきみにやるから、今はがまんしてくれないか?」 「うーん、そんなに言うなら、もっと大きくしてからにしようか」 ラ・ダナは、自分の取り分が後ろ足二本になったのでよろこびました。 ところが一週間もたつと、またラ・ダナがやって来て言いました。 「やっぱり肉が食べたいから、ウシを殺そう」 「では前足を一本やるから、がまんしてくれないか?」 「いやだ。がまんできない」 「それなら、前足を二本ともやろう。どうだい?」 「それならいいよ」 ラ・ダナの取り分が足四本になったので、ラ・ダナはよろこんで帰りました。 ところが一ヶ月たつと、またやって来て言いました。 「そろそろウシを殺そう。長い間、肉を食べていないから、もうがまんできない!」 「しかたがない。胴体もやるから、もう少しがまんしろよ」 「よし、それならがまんしよう」 こうしてラ・ダナは、頭以外の全部をもらう事になったので大喜びです。 ところが一ヶ月たつと、またまたやって来て言いました。 「ぼくのお母さんが、ウシの肉を食べたいと言うんだ。今度こそウシを殺そうよ」 その時、仲間のみんなは大いそがしだったので、イライラしていました。 「うるさいやつだ。ウシはみんなきみにやるから、好きにしろ!」 「あいよ、好きにするよ」 こうしてラ・ダナは、ウシを一頭、まるごと手に入れたのです。 その後、ラ・ダナはウシを食べるどころか大切に育てて、とても大きくしたそうです。 おしまい #asmr #朗読 #story #storytelling














