【ASMR朗読】冗談のお願い【12/19】
投稿日 2025/12/19 ・ 21 回再生 ・ 高評価 10
概要欄
【ひつじからのおねがい】 ・誹謗中傷等、心がは悲しくなる言葉はお控えください🥲みんな仲良く〜! ・まったり気ままに朗読しているので、気軽にコメントしてもらえるととても嬉しいです!🐑 【お借りした文章】http://hukumusume.com 【本文】 むかしむかし、あるところに、仏さまを一生懸命に拝んでいるおばあさんがいました。 おばあさんは、毎日の様にお寺にお参りしては、 「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ・・・」 と、拝んでいます。 そのうちにおばあさんはすっかり年を取ってしまったので、近頃は早く極楽(ごくらく→天国)からお迎えが来ないかと、そればかり考えていました。 「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ。仏さま、わたしはもう年で、これ以上生きていても仕方がありません。どうぞ一日も早く、わたしをお迎えに来て下さい」 さて、それを聞いていた、お寺の小僧(こぞう)さんは、 (あんな事言ってるけど、本当に早く死にたいのかなあ? よし、一つ試してやろう) と、思いました。 そこである日、小僧さんは仏壇(ぶつだん)の後ろに隠れて、おばあさんの来るのを待っていました。 やがておばあさんがやって来て、いつもの様に拝みます。 「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ。どうぞ早く、わたしを楽にして下さい」 その途端、小僧さんが仏壇の後ろから言いました。 「よしよし、そんなに言うのなら、明日迎えに来てやろう。望み通り極楽へ行って、ゆっくりするがよい」 さあ、それを聞いたおばあさんはビックリです。 「いえ、いえいえ、わたしはまだ、生きていとうございます。お迎えに来るのは、うーんと、うーんと、先にして下さい」 おばあさんはたたみにおでこをこすりつける様に、何度も何度も頭を下げました。 「まだ死にたくないのなら、なぜそんな事を頼むのじゃ?」 「いえ、その、あれは、ほんの冗談(じょうだん)です。さっきのお願いは取り消しますから、どうぞ長生きさせて下さい」 おばあさんはそう言うと逃げる様にお寺を出て行き、大きくため息をつきました。 「やれやれ、この仏さまは、何と耳が良いのだろう。これじゃ、うかうかと、お参りも出来ないねえ」 それからおばあさんは、二度とお寺には来なかったそうです。 おしまい #asmr #朗読 #story #storytelling














