【ASMR朗読】宝来る水【12/31】
投稿日 2025/12/31 ・ 27 回再生 ・ 高評価 5
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【ひつじからのおねがい】 ・誹謗中傷等、心がは悲しくなる言葉はお控えください🥲みんな仲良く〜! ・まったり気ままに朗読しているので、気軽にコメントしてもらえるととても嬉しいです!🐑 【お借りした文章】http://hukumusume.com ❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀ 【本文】 むかしむかし、大変縁起を担ぐ長者がいました。 ある大晦日の晩、長者は下男を呼んで言いつけました。 「明日は正月だから、早起きして若水(わかみず)を汲んでおくように」 すると下男は、首をかしげて言いました。 「はて? 旦那さま、若水とは、どんな物でしょう?」 「なんじゃ、お前は若水を知らんのか? いいか、若水というのは新年の最初に汲む水の事で、病気や災いなどの邪気を追い払うと言われておる。 この家では代々、川に塩をまいてお清めしてから汲んでおるのじゃ。 わかったか?」 「へえ、わかりやした」 夜が明けて、正月の元旦になりました。 「よーし、若水を汲むぞ!」 下男が張り切って外に出ると、外は昨夜からの雪が降り積もって足のすねまで隠れる大雪でした。 「困ったな。こんなに足下が悪くては、川にはまってしまうぞ」 どうしようかと考えていると、ちょうど田んぼのふちから水が出ているのに気づきました。 「よし、あれがよかろう」 こうして下男はその水を汲んだのですが、その様子を女中が見ていて長者に知らせたのです。 「旦那さま。ただいま戻りました」 下男が長者に挨拶をすると、長者は怖い顔で下男をにらみつけました。 「こら! お前、今、何をしていた!!」 「何って、旦那さまに言われて、若水を取りに行った帰りですが」 「何が、若水だ! 女中から聞いたが、お前は近くの田んぼの水を汲んだそうじゃないか。 この、あほう! 新年早々、縁起でもない! ええい、お前みたいなやつは、この屋敷には置いておけん。 今すぐ、出て行け!」 長者はカンカンになって怒りましたが、下男はけろりとした顔で言いました。 「旦那さま、それは考え違いです。わしは縁起が良いと思い、田から来る水を汲んで来たのです」 「どこが、縁起が良いんじゃ! よりにもよって、若水を田んぼから汲んでくるなんて!」 「いえいえ、そうじゃありません。旦那さま、いいですか? 田から来る水は、つまり、宝来る水です」 「うん? 田から来る水は、宝来る水?」 長者はしばらく考えていましたが、ようやく意味がわかって、ポンと手を叩きました。 「おお、そうか。 田から来る水は、宝来る水。 つまり、お宝が来る水という訳か! うむ、確かにこれは、縁起の良い若水じゃ」 縁起を担ぐ長者は大喜びで、下男にたくさんのお年玉をあげました。 おしまい #asmr #朗読 #story #storytelling














