【ASMR朗読】ジョヴァンニーノのおかしなおじさん【12/11】
投稿日 2025/12/11 ・ 38 回再生 ・ 高評価 8
概要欄
【ひつじからのおねがい】 ・誹謗中傷等、心がは悲しくなる言葉はお控えください🥲みんな仲良く〜! ・まったり気ままに朗読しているので、気軽にコメントしてもらえるととても嬉しいです!🐑 【お借りした文章】http://hukumusume.com 【本文】 むかしむかし、ジョヴァンニーノという若者には、ちょっと変わり者のおじさんがいました。 ある日の事、そのおじさんがジョヴァンニーノの所にやってきて、 「人手が足りないから、しばらくの間、手伝いに来てくれないか?」 と、言ったのです。 「ああ、いいですよ」 おじさんはお金持ちだったので、いい小遣い稼ぎになるだろうと、気軽に引き受けたジョヴァンニーノは、次の朝、おじさんの家に行きました。 「やあ、良く来たな。・・・さて、色々と仕事はあるんだが、まずはその前に覚えてもらいたい事がある。お前はこれを、何と呼ぶかね?」 そう言っておじさんが指をさしたのは、この家で飼っているネコでした。 「何って、ネコですよ」 「そうだ。確かにネコと呼ばれる生き物だ。でもこの家では、『ネズミネライ(ネズミ狙い)』と、呼ばなくてはならん。いいかね」 「・・・はい。ネコではなく、ネズミネライですね」 次におじさんは、自分がはいている木靴を指さしました。 「それではこれは、何と呼ぶかね?」 「それは、木靴ですよ」 「そう、木靴だ。だがこの家では、『パタパタ、ドンドン』と呼ばなくてはならん。いいかね」 「はい、木靴ではなく、パタパタ、ドンドンですね」 次におじさんは、ジョヴァンニーノを居間に連れて行って、暖炉でメラメラと燃えている火を指さしました。 「これは、何と呼ぶかね?」 「火ですよ、おじさん」 「いいや。この家では、これは『愉快、愉快』だ」 「はい、愉快、愉快ですね」 次におじさんは、台所のすみの手おけの中を指さしました。 「この液体は、何と呼ぶかね?」 「水ですよ、おじさん」 「いやいや、この家では、『たっぷり、ちゃぷん』だ」 「はい、たっぷり、ちゃぷんですね」 次におじさんは、ジョヴァンニーノを納屋に連れて行きました。 そして、山の様に積み上げてあるまぐさを指さしました。 「これは、何と呼ぶかね?」 「まぐさですよ、おじさん」 「いやいや、この家では、『地面の髪の毛』と、呼ばなくてはならん」 「はい、地面の髪の毛」 それからも、この家で呼ぶ色々な名前を教えたおじさんは、ジョヴァンニーノが一度で全てを覚えたことに感心すると、 「よし、今日の仕事はこれで終わりだ」 と、安心してベッドに行きました。 そのあと、ジョヴァンニーノは暖炉の前でおばさんと話をしていましたが、そのうちに、暖炉のそばで寝ていたネコ(ネズミネライ)の尻尾に火の粉が飛んで、メラメラと燃え始めたのです。 自分の尻尾が燃えてびっくりしたネコは、窓から飛び出すと、まっすぐ納屋へ飛び込みました。 納屋には、よく乾いたまぐさが山の様に積んであります。 そして火は、たちまちまぐさに燃え移りました。 「たっ、大変だ!」 ジョヴァンニーノは、急いでおじさんを起こしに行くと。 「おじさん、おじさん! 『パタパタ、ドンドン』をはいて、すぐに出てきて! 『ネズミネライ』が『地面の髪の毛』に『愉快、愉快』をつけちゃったんですよ。『たっぷり、ちゃぷん』を持って、はやく来て!」 ところが、おじさんには何の事やら、すぐには飲み込めませんでした。 「『パタパタ、ドンドン』て、何だったかな? 『ネズミネライ』は、何だったかな?」 そしてうろうろしているうちに、納屋は丸焼けになってしまったのです。 おしまい #asmr #朗読 #story #storytelling














